ヨネヤでは、認定眼鏡士が責任を持って、視力で悩む方々のお力になることを第一に考える、メガネづくりをしています。

ヨネヤ

輻輳の眼鏡販売事例01

80才女性。
1ヶ月ほど前に眼科処方で指定眼鏡店にて遠用(遠方用)メガネと近用メガネ(老眼鏡)をお作りになりました。
遠用メガネは良く見えて、まあ具合良い(本日持参せず)が、近用メガネは手元を見ていられない、片眼ずつなら良いとのこと。
眼科での検査の際に、寄り目がうまくできないと言われたが、治療や矯正はされなかったそうです。
数日後、同眼科にて近用メガネの不具合を相談しましたが、このメガネで慣れるしかないという結論で、現在も使えない状態だそうです。
座骨神経痛のため長時間座っていられないとのこと。

現在眼鏡データ

●用途 近用
●フレーム 玉型サイズ52mmのチタンフレーム。
     20年以上前に当店でお求めいただいたもの。
●レンズ プラスチック球面設計。屈折率は不明。
     前面の出っ張り、厚みがかなりある。

 R=S+4.75 C-1.25 Ax96 PD30mm
 L=S+4.25 C-1.25 Ax100 PD31.5mm

今回測定データ

近見外斜位 輻輳近点 10cmにて左眼外転(はっきりせず)
RV=0.3(1.5×S+2.50 C-1.50 Ax95) PD31.5mm
LV=0.15(0.7×S+2.50 C-2.50 Ax100)PD32mm
眼前35cm にて
R=S+5.25 C-1.50 Ax95 赤緑ほぼ均衡
L=S+5.25 C-2.50 Ax100 赤緑ほぼ均衡

装用テスト
R=S+5.00 C-1.50 Ax95
L=S+5.00 C-2.50 Ax100

片眼ずつでは良く見えるが、両眼では見ていられない。
左右とも1△BIでかなり良さそう。 左右とも2△BIで楽に見える。

新眼鏡データ

ご希望により、現在のフレームを使用。メッキ剥がれがあるが十分使えそう。
レンズは屈折率1.67のプラスチック非球面設計
R=S+5.00 C-1.50 Ax95 2△BI PD29.5mm
L=S+5.00 C-2.50 Ax100 2△BI PD30mm

長時間座っていられないので、融像幅など詳しい検査はできませんでしたが、良い結果が得られました。
初めのうちは周辺部の曲がり(ゆがみ)が気になったそうですが、現在は快適にお使いいただいているとのことです。
もう少し小さいサイズのフレームが良かったのですが、すでに遠用と近用で数万円費やしているため、費用はなるべくかけたくないというご希望でした。
最初に処方した眼科では「寄り眼がうまくできない」ということがわかっていて、なおかつ作ったばかりの近用メガネの不具合を訴えたのに、なぜプリズム処方に考えが及ばなかったのか不思議な事例でした。